先日の授業参観で、クラスの自己紹介カードに「将来の夢:お金持ちになりたい」と書いた子がいました。
教室でその子に両学長を紹介しようとして、0.5秒で思いとどまりました。「知らないおじさんが突然リベ大の話を始めたら、完全に不審者だ」と。
でも心の中では本気でおすすめしたかった。だからここで全部言います。
結論:「お金持ちになりたい」という夢は、本で学んだ人間と学んでいない人間で、20年後に大きな差がつきます。紹介する3冊は、私が40代になって「中学生のうちに読みたかった」と思ったものだけを選びました。
なぜ学校はお金の話を教えないのか
日本の学校教育は、お金の稼ぎ方・増やし方をほとんど教えません。家計管理、投資、税金……社会に出てから最も使う知識が、義務教育にはほぼない。
私自身も「投資」という言葉が怖いものだと思っていました。40歳を過ぎるまで。知らないから怖い。怖いから動かない。動かないから増えない。この負のループを断ち切るのは、「知る」ことだけです。
お金持ちになりたいと書いた中学生は、少なくともその入口に立っています。あとは正しい地図を渡すだけ。
1冊目|まず「お金の仕組み」を知るなら
📘 【改訂版】本当の自由を手に入れる お金の大学(両学長)
こんな人に:「投資って何から始めればいい?」という人の入門書
日本でいちばん有名なお金の本といっても過言ではない1冊です。「5つの力(貯める・稼ぐ・増やす・守る・使う)」という考え方は、中学生でも理解できるくらいシンプルで明快。
私が初めて読んだとき「なんでこれを20代で読まなかったんだ」と本気で後悔しました。知識として学ぶのに最適な1冊です。
長男には来年、高校入学のタイミングで渡そうと思っています。中学生でも十分読めます。
2冊目|「マンガで読みたい」という人へ
📗 漫画 バビロン大富豪の教え(ジョージ・S・クレイソン 原作)
こんな人に:活字が苦手な中学生・読書習慣がまだない人
100年前に書かれた古代バビロンを舞台にしたお金の物語が、漫画でわかりやすく読めます。「収入の10分の1を貯蓄せよ」「お金にお金を働かせよ」という原則は、100年経った今も通用します。というか、新NISAの積立はまさにこの考え方そのもの。
うちの次男(プログラミング好き・活字苦手)に渡したら、「意外と面白い」と言って1日で読み切っていました。親が読んでも面白い。
3冊目|「投資の概念」を体に染み込ませるなら
📙 改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん(ロバート・キヨサキ)
こんな人に:「お金持ちの思考」を根っこから変えたい人
世界中で読まれてきた定番中の定番。「資産と負債の違い」「ラットレースから抜け出す」という考え方は、大人になってから読んでも「なるほど」と思わせる力があります。
ただ正直に言うと、中学生には少し難しい部分もあります。でも「難しいな」と思いながら読むこと自体が、思考力を鍛えます。わからないところは親と一緒に話し合う素材にもなる。うちは読んだあとに「資産って何?」という話を夕飯しながらしました。
親も一緒に読むのが最強の理由
この3冊、実は子どもより親に刺さります。
私が最初に読んだのは40歳を過ぎてからでした。「もっと早く知りたかった」という後悔と、「今知れてよかった」という安堵が同時にありました。
子どもに「お金の勉強をしなさい」と言う前に、親が先に動いているかどうか。それが子どもに一番説得力を持ちます。
私自身は今、新NISAで毎月積み立てを続けています。まだ大きな金額ではないけれど、「お金が少しずつ育っている」感覚は、本を読むだけでは得られないものです。
まとめ|「お金持ちになりたい」は、最高の夢だと思う
授業参観で見た、あの自己紹介カード。あの子がこの記事を読む確率はほぼゼロですが、それでも書きたかった。
お金持ちになりたいという夢は、恥ずかしくない。むしろ正直で、具体的で、行動に移しやすい夢です。
本を1冊読む。口座を1つ開く。月1000円から積み立てる。
それだけで、何もしない人と20年後に大きな差がつきます。教室で紹介できなかった分、全部ここに置いておきます。


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