「月10万円積み立てたら、20年後にいくらになるんだろう?」
40代になって資産形成を本格的に考え始めたとき、私が最初に気になったのがこの疑問でした。計算ツールを使ってシミュレーションしてみると、その数字に思わず「本当に?」と声が出てしまったのを今でも覚えています。
この記事では、月10万円を新NISAで積み立てた場合の20年後のリアルな金額を、利回り別に具体的に解説します。さらに、私自身の失敗談と成功体験を交えながら、40代から始めても間に合う理由をお伝えします。
① 結論:月10万円×20年で最大5,000万円超えも現実
結論からお伝えします。
月10万円を年利5%で20年間運用した場合、最終資産は約4,110万円。年利7%なら約5,240万円に達します。
| 利回り | 元本(20年) | 最終資産額 | 運用益 |
|---|---|---|---|
| 3% | 2,400万円 | 約3,281万円 | 約881万円 |
| 5% | 2,400万円 | 約4,110万円 | 約1,710万円 |
| 7% | 2,400万円 | 約5,243万円 | 約2,843万円 |
ただし、新NISAの非課税保有限度額は1,800万円です。月10万円(年120万円)で積み立てると、15年で限度額に達します。16年目以降は課税口座(特定口座)での積立になりますが、それでも非課税で育てた1,800万円の複利効果は絶大です。
「40代から始めても遅い」は嘘です。数字がその証明です。
② 理由:複利と非課税の掛け算が40代に味方する
理由1:複利は後半に爆発する
複利の力は時間が経つほど威力を増します。両学長(リベラルアーツ大学)がよく語る「雪だるま式」の資産増加がまさにこれです。
年利7%で計算した場合、前半10年の運用益は約550万円ですが、後半10年では約2,290万円もの運用益が生まれます。同じ10年間でも、後半の方が4倍以上の利益を生み出すのです。
40代から始めて65歳まで積み立てれば、まさにこの「後半爆発」の恩恵を受けることができます。
理由2:新NISAは運用益が永遠に非課税
通常の課税口座では、運用益に対して約20%の税金がかかります。つまり、100万円の利益があっても手取りは80万円です。
しかし新NISAの非課税保有限度額1,800万円の範囲内なら、何十年持ち続けても、売却時の利益にも配当金にも一切税金がかかりません。
年利7%・20年間で約2,843万円の運用益があった場合、課税口座なら約569万円の税金が引かれますが、新NISAなら丸々手元に残ります。この差は非常に大きいです。
理由3:両学長も推奨するインデックス投資の実績
私が積立に選んでいるのはeMAXIS Slim全世界株式(通称オルカン)です。両学長が繰り返し推奨している商品で、世界中の約3,000社に一括分散投資できます。
過去のデータでは、全世界株式インデックスの長期リターンは年利5〜8%程度。もちろん元本保証ではありませんが、20年以上の長期投資でマイナスになったことはほぼないというのが歴史的な事実です。
「投資はギャンブル」ではなく、「時間を味方につけた科学」です。
③ 具体例:私の実体験と失敗談
私自身も2019年に旧NISAからスタートし、現在は新NISAで月10万円の積立を続けています。当初は毎月10万円を投資に回すことへの恐怖感がありました。「もし暴落したら?」「本当に増えるの?」という不安です。
実際に2020年のコロナショックで資産が一時的に20%以上マイナスになりました。あのときは画面を見るのが怖くて、1週間ほどアプリを開けませんでした。でも、何もしなかった——これが正解でした。
2020年3月に大底をつけた後、2021年にはすっかり回復どころかプラスになっていたのです。「暴落は最大のバーゲンセール」という両学長の言葉が、あの時初めて腑に落ちました。
一方、失敗談もあります。積立を始めた当初、「もっと増やしたい」という欲が出て、個別株に手を出してしまいました。3社ほど購入しましたが、結果は2社が大きく下落。合計で約50万円のマイナスを経験しました。
この経験から学んだのは、「個別株で勝てる人は一握り。インデックス投資に集中すること」です。今はオルカンとS&P500の2本に絞って、淡々と積み立てています。
3人の子どもを抱えながらの月10万円積立は、正直きつい月もあります。でも、「今の10万円が20年後に5,000万円になる」という事実が、家計を引き締める最大の動機になっています。
月10万円を捻出する3つのポイント
- 固定費の見直し:保険・スマホ・サブスクを整理。我が家は月3万円削減できました
- 先取り貯蓄の自動化:給料日に自動で証券口座へ移動。残りで生活する習慣に変えました
- 生活防衛資金を先に確保:生活費6ヶ月分を別口座に置いてから投資開始。これで精神的に安定します
📚 この記事を読んだあとに読みたい1冊
両学長が書いた「お金の大学」は、投資初心者から中級者まで何度も読み返したくなる一冊です。新NISAをどう活用すべきか、FIREへの道筋をどう描くか——ゴリパパ自身も積立開始のきっかけになった本で、手元に置いてほしい必読書です。
📚 あわせて読みたいおすすめ本
④ まとめ:今日から始める人が、20年後に笑う
月10万円×20年間の積立は、年利5%でも4,000万円超、年利7%なら5,000万円超という現実が数字で証明されています。40代から始めても、65歳までに十分な資産を築ける可能性は十分あります。
大切なのは、「完璧なタイミング」を待つことではなく、「今すぐ始めること」です。
私自身もコロナショックを乗り越え、個別株の失敗を経験しながらも、インデックス積立を淡々と続けることで資産が着実に育っています。「始めた日が最良の日」——これは積立投資の世界では真実です。
まず生活防衛資金を確保し、固定費を見直して、証券口座の自動積立を設定する。これだけで第一歩は完了です。
新NISAの活用方法や積立銘柄の選び方についての詳しい記事はこちらの記事でチェックし、質問はこちらからお気軽にどうぞ。


コメント