オルカン一本で大丈夫?40代が高配当株を加える理由3選

資産形成

「オルカンを毎月積み立てているけど、これだけで本当にいいのかな…」

新NISAを始めた多くの方が感じる疑問ではないでしょうか。「オルカン一本で老後は大丈夫」とよく聞くけれど、積み立てを続けていてもリターンは数十年後まで確認できない。そんな漠然とした不安を、私自身もずっと抱えてきました。

私は2019年から旧NISAでの積立を開始し、現在は毎月10万円をeMAXIS Slim全世界株式(通称:オルカン)に積み立てています。2026年で投資歴7年目、3人の子どもを育てながら資産形成を続けてきた40代投資家パパです。

【結論】オルカンの積立は正解です。でも40代以降は、高配当株を少し組み合わせることで「資産増加+配当収入」の両取りができ、長期投資を続ける力が段違いに上がります。

今回は、私がオルカン積立に高配当株を加えるようになった理由を3つ、失敗談も含めて正直にお伝えします。同じような悩みを持つ方の参考になれば嬉しいです。

オルカン一本で積み立てていた私が、2022年に感じた「限界」

2022年。米国の利上げを受け、世界的に株価が大きく下落した年です。私のNISA口座も例外ではなく、積み立てた資産が一時期20%以上のマイナスになりました。

毎月コツコツ積み立てて増えてきた資産が、みるみる目減りしていく。頭では「長期投資なら一時的な下落は気にしない」と分かっているつもりでした。でも実際は、毎晩スマホで資産残高を確認しては眠れない夜が続きました。

そのとき気づいたことがあります。「オルカン一本だと、下がるときに”何も得るものがない”という精神的なきつさがある」ということです。

高配当株を持っている友人は、株価が下がっているときでも「配当金は入ってくるから気にしない」と落ち着いていました。その言葉が、私の投資スタイルを変えるきっかけになりました。

理由①:暴落中でも「配当金」が心の支えになる

たとえば、配当利回り3〜4%の高配当株を100万円分保有していれば、株価が下がっても年間3〜4万円の配当金が入ってきます。月換算で2,500〜3,300円。小さい金額に見えますが、相場が荒れているときにこの配当通知が届くと、「ああ、投資は続けていいんだ」と思えるのです。

株価というのは毎日上下しますが、配当金は企業が利益を出している限り、安定して支払われます。この「変動しないリターン」があるだけで、長期投資の継続力が大きく変わります。

私自身も2023年から高配当株をNISA成長投資枠で少しずつ購入し始め、2026年現在では年間で約12万円ほどの配当収入を得られるようになりました。暴落が来ても、以前ほど不安になることがなくなりました。

理由②:「見える成果」がモチベーションを維持させる

オルカン積立の成果が”見える”のは基本的に数十年後です。老後の資産形成という意味では正しい。でも40代にとって「20年後の自分への仕送り」だけをモチベーションに積立を続けるのは、思った以上にしんどいことです。

私は2020年から2022年にかけて、積立額を一時的に減らしてしまったことがあります。コロナ禍で収入が不安定になったこともありましたが、正直なところ「本当に増えているのか実感がわかない」という気持ちもありました。

高配当株は違います。四半期ごと、または年2回、配当金として証券口座に現金が振り込まれます。金額は小さくても、「投資した結果がリアルに返ってきている」という感覚が得られます。

「配当金が入ってきた→次の銘柄を買おう→もっと配当が増える」このサイクルが回り始めると、投資が楽しくなります。長期投資において「楽しさ」は、継続するための大切な燃料です。

リベ大の両学長も「高配当株投資の魅力は、投資を続けるエンジンになること」と語っています。私の実感もまったく同じです。

理由③:40代は「出口戦略」を考え始める時期

30代のうちは「とにかく増やす」だけで良かった。でも40代になると、あと20年ほどで老後が視野に入ってきます。「貯めた資産をどう使うか」を考え始める時期です。

オルカンで1,000万円を積み立てた場合、老後に使うには「売却」が必要です。しかし毎月売却する額の計算や、暴落時に売らなければならないリスクなど、取り崩しには思った以上に判断が難しい場面が出てきます。

一方、高配当株から毎月・毎四半期コンスタントに配当が入ってくる仕組みを作れば、老後の生活費の一部を「売らずに賄う」ことができます。

私の計画は、55歳までにオルカン積立で資産を増やしつつ、NISA成長投資枠で高配当株・高配当ETFも積み上げていき、老後は「配当収入で生活費の一部をカバー+足りない分だけオルカンを少しずつ売却」というハイブリッド戦略です。

「増やす段階」から「使う準備の段階」へ。40代はその切り替えを意識するちょうど良い時期です。

私が実践しているオルカン×高配当株の具体的なバランス

私の現在のポートフォリオはざっくり以下のとおりです。

  • オルカン(つみたて投資枠):毎月10万円 × 12ヶ月 = 年120万円
  • 高配当日本株(成長投資枠):年間20〜40万円分をタイミング買い
  • 高配当ETF・VYM(特定口座):配当再投資用に少額保有

比率でいうとオルカン約75%、高配当株・ETF約25%くらいのイメージです。

失敗談もあります。2023年、高配当株を始めた頃に「利回り8%超え!」という銘柄に飛びついて20万円ほど投じました。結果は半年後に減配・株価下落のダブルパンチ。利回りが高すぎる銘柄には罠があると身をもって学びました。

今は両学長が推奨する「10年以上連続増配している銘柄」「自己資本比率が高い銘柄」「複数セクターに分散する」という3つの基準を守るようにしています。これだけで無茶な銘柄への投資は自然と減りました。

オルカンで土台を作り、高配当株で配当収入の柱を育てる。この二刀流が40代の資産形成には最もバランスが良いと、7年間の投資生活を通じて確信しています。

今日からできる具体的なアクション3つ

①まずNISA口座の成長投資枠に余裕があるか確認する。つみたて枠は年120万、成長枠は年240万まで使えます。高配当株はこの成長枠を活用します。

②高配当株の選定基準を決める。「配当利回り3〜5%」「10年以上連続増配」「自己資本比率40%以上」の3条件をスクリーニングの起点にしましょう。証券会社のスクリーニング機能で無料で絞り込めます。

③まず少額から始める。最初は1銘柄10万円前後から試すのがおすすめです。配当金が入ってくる体験をすることで、投資への理解と愛着が深まります。

📚 この記事を読んだあとに読みたい1冊

高配当株投資の全体像をマンガで楽しく学べる一冊。銘柄の選び方から失敗しやすいパターンまで、難しい用語なしでサクサク読めます。私も読んで「この基準で選べばよかった」と腑に落ちた本です。

📦 マンガでわかる高配当株投資をAmazonで見る


📚 あわせて読みたいおすすめ本

マンガでわかる高配当株投資

オートモードで月18.5万円が入ってくる「超」高配当株投資入門

まとめ:オルカン積立を続けながら、高配当株で「今もリターンを得る」

今回お伝えしたことをまとめます。

オルカンは「長期の資産増加」に最適な投資信託です。ただ40代の投資家にとっては、それだけでは「暴落時の精神的な支え」「継続するモチベーション」「老後の出口戦略」という3つの点で少し物足りなさを感じることがあります。

そこに高配当株を組み合わせることで、「株価が上がれば資産が増え、下がっても配当が入ってくる」という二刀流の安心感が生まれます。最初は少額でも構いません。配当金が証券口座に振り込まれる体験を一度してみてください。投資への向き合い方が変わるはずです。

私も引き続き、子どもたちの未来と自分のFIREに向けて、コツコツと積み上げていきます。一緒に頑張りましょう!

投資に関する詳しい記事はこちらでチェック!ご質問はこちらのフォームからどうぞ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました