「新NISAで積み立てるなら、オルカンとS&P500、どっちを選べばいいの?」
投資を始めたばかりの方でも、少し調べると必ずぶつかるのがこの問いです。私自身も2019年に投資を始めたとき、同じ悩みで何週間も動けなかった経験があります。
結論から言います。40代が新NISAで長期積立を始めるなら「どちらでも正解」ですが、迷うくらいならオルカン(全世界株式)を選んでおくのが無難です。
なぜそう言えるのか、2025〜2026年の最新データと私自身の実体験をふまえて解説します。
① 結論:40代ならオルカンを軸に、S&P500は「好み」で追加
リベラルアーツ大学(通称リベ大)の両学長は、新NISAの銘柄として「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」と「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」のどちらも推奨しています。つまり、どちらが正解という話ではなく、「どちらかを選んで長く持ち続けること」が唯一の正解です。
📌 オルカンを選んでおけば「もっと分散すればよかった」という後悔が起きにくい。S&P500を選んで「米国一強が崩れた」と感じたときのストレスを回避できます。
② 理由:2つの違いを正確に理解する
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は世界約50ヶ国・3,000銘柄以上に分散投資するインデックスファンドです。米国が約60%を占め、先進国・新興国を含む「世界の株式市場全体を買う」設計です。一方のeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)はアメリカの主要500社に集中投資します。Apple、Microsoft、Amazon、Google、NVIDIAなど世界を代表する企業が並んでいます。
2025年は注目すべき転換が起きました。トランプ関税ショックや米ドルの下落、欧州株の見直しにより、オルカンがS&P500を上回りました。 2025年通年の積立投資リターンはオルカン+15.77%・S&P500+10.35%でした。
| 比較項目 | オルカン | S&P500 |
|---|---|---|
| 投資対象国 | 約50ヶ国・全世界 | 米国のみ |
| 米国比率 | 約60% | 100% |
| 分散度 | 高い | 低い(米国集中) |
| 2025年リターン(積立) | +15.77% | +10.35% |
| 長期(過去30年)傾向 | やや低め | やや高め |
📌 S&P500は「米国を信じ抜ける人」が選ぶ商品。オルカンは「世界全体に賭けて安心したい人」が選ぶ商品。あなたのメンタルに合う方を選ぶのが正解です。
③ 具体例:私がオルカンをメインにした理由と失敗談
私自身は2019年から新NISAで月10万円を積立ています。最初はS&P500一択でしたが、2020年コロナショックで「米国だけに賭けていていいのか」という不安が頭をよぎりました。3人の子どもを育てながら資産形成する私には、「感情のリスク」を下げる安心感のほうが大切でした。
失敗談もあります。「オルカンとS&P500を半分ずつ」にしていた時期、オルカンの約60%が米国株なので合計の米国比率は80%近くになっていたのです。分散のつもりが集中投資でした。今はオルカン一本でシンプルに積み立てています。
📌 iDeCoは「始める時期が早いほど有利」な制度です。資金が動かせなくて困らない分だけiDeCoに入れる、という発想で動くべきでした。
📚 この記事を読んだあとに読みたい1冊
「お金の正体」と長期投資に向かう心理を深く掘り下げた一冊。なぜ感情が投資の失敗を招くのかを丁寧に解説しており、オルカンvsS&P500の「どっちが正解?」という問いに対する本質的な答えが見つかります。
📚 あわせて読みたいおすすめ本
④ 結論:今日からできる3つのアクション
- まず証券口座を開設する(SBI証券か楽天証券):口座開設に1〜2週間かかるので今日申込みを。
- 「オルカン一本」でシンプルに始める:月3,000円からでも積立設定を入れてしまいましょう。
- 暴落は「ドルコスト平均法で安く買える」と考えるメンタルを整える:暴落は「セール」と考える習慣を今のうちに。
📌 どちらを選んでも、20年後に「選んで後悔した」という人はほとんどいません。最大の失敗は「選べずに何もしなかった」ことです。
まとめ:オルカンかS&P500か、迷うより行動が資産を作る
どちらを選んでも、長く続けることが資産形成の本質です。このブログでは、40代パパが実践している資産形成の実体験をこれからも発信していきます。気になる記事はこちらの記事でチェックし、質問はこちらからお気軽にどうぞ。

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