「投資って難しそう」「元本割れしたら怖い」——そう思っていませんか?
私も最初はそうでした。2011年、長男が生まれたとき、子どもの学費をどう準備すればいいのか真剣に考え始めました。ちょうどそのころファイナンシャルプランナーの勉強をしていたのですが、きっかけは保険の仕組みがまったくわからなかったから。調べていくうちに「お金を自分でコントロールしなければ」という意識が芽生え、資産形成の世界へ足を踏み入れました。
この記事では、投資初心者の方に向けてSBI証券・楽天証券の口座開設手順を丁寧に解説します。また、私自身の14年以上の経験から学んだ「投資の心構え」と積立シミュレーションも紹介します。
投資を始める前に知っておきたい「心構え」
口座の作り方の前に、まずここだけは読んでください。心構えなしで始めると、相場が荒れたときに判断を誤ります。
01 短期の成績に一喜一憂しない
株価は毎日上下します。大切なのは10年・20年という長いスパンで見ること。短期の動きに振り回されると、最悪のタイミングで売ってしまいます。
02 長期運用を前提にする
「すぐ儲けよう」という発想は禁物。時間を味方につける「複利」の力が最大の武器です。20年・30年と積み立て続けることで元本以上の運用益が生まれます。
03 まず6ヶ月分の生活費を確保する
病気・怪我・急な出費でも投資を崩さなくていい環境を作ることが大前提。これを先に貯めてから余裕資金を投資に回す順番を守ってください。
04 全世界株(オルカン)一択でいい
全世界株インデックスファンドなら世界中の約3,000社以上に分散投資できます。難しい銘柄選びは不要です。
05 積立額を増やすことだけに集中する
投資先を決めたら、あとはいかに入金力を上げるかに集中します。家計管理を徹底する、副業で収入を増やす。私自身、月1万円から始めて、家計管理、年収増を経て今では月10万円まで積立額を引き上げることができました。
【実体験】私の投資14年の歩み
2011年
長男誕生、お金と向き合い始める
長男が生まれた年、子どもの学費問題と正面から向き合いました。当時は、ファイナンシャルプランナーの勉強を通して、学資保険・純金積立・投資信託と並行して運用していたため、一つひとつの投資額が少なく、なかなか資産が増えませんでした。
そして気づいたのが「学資保険の返戻率では、インデックス投資には到底かなわない」という事実。2014年にNISAを始めて方向転換しました。
2016年
引越しで積立を一度リセット、そして学んだこと。
家族で地元に戻るための引越し費用が想定以上にかかり、純金積立、投資信託を解約。ここで身をもって学びました——「生活防衛資金や突発的に必要な費用を貯金しておかないと、長期投資は続けられない」と。それ以来、まず6ヶ月分の生活費を現金で確保し、そこから余裕資金を投資に回すルールを徹底しています。公務員であるため、急に収入が途絶えることはないと思うので、緊急的に出る家電費用や家のメンテナンス、車の買い替えなども生活防衛資金から支出しています。
2020年 コロナショック
含み損が出ても冷静でいられた理由
コロナショックで相場が急落。資産がみるみる減っていくのを画面で見ていました。でも不思議と焦りはありませんでした。なぜか——生活するお金はすでに確保されていたからです。相場の暴落も「安く買えるチャンス」と冷静に見られます。その後の回復で大きな恩恵を受けました。
現在 月10万円積立へ
家計の無駄を見直し、資産運用で増やした結果、今では月10万円を投資に回せるようになりました。積立額を増やすことが、資産形成の一番の近道だと実感しています。
積立シミュレーション|複利の力を数字で見る
年利7%・20年間で積み立てた場合のシミュレーションです。
※税金・手数料は考慮していません。
20年後のシミュレーション
- 毎月3万円
- 積立元本 720万円
- 運用収益(利益) 約842万円
- 最終資産額 約1,562万円
- 毎月10万円
- 積立元本 2,400万円
- 運用収益(利益) 約2,809万円
- 最終資産額 約5,209万円
※年利7%・月次複利計算。端数は切り捨てて表示しています。
このように入金力の差が、将来の資産額の差を生んでいることがわかるでしょう。
月1万円でも20年続ければ元本の約2倍に。「いくら積み立てるか」も大切ですが、「いかに長く続けるか」が大切になります。
SBI証券の口座開設ステップ
国内最大手のネット証券。取扱商品の豊富さと手数料の安さが魅力。
- 1 スタート公式サイトへアクセスし「口座開設」をクリックSBI証券の公式サイト(https://www.sbisec.co.jp/)にアクセスし、トップページの「口座開設」ボタンをクリックします。
- 2 メール登録メールアドレスを登録するメールアドレスを入力して送信すると、確認メールが届きます。メール内のURLをクリックして次のステップへ進みます。
- 3 情報入力基本情報を入力する氏名・住所・生年月日・職業などを入力します。マイナンバーカードまたは通知カードの情報も必要です。
- 4 本人確認本人確認書類をアップロード運転免許証・マイナンバーカードなど、本人確認書類の写真をスマホで撮影してアップロードします。スマートフォンからの申込みが一番スムーズです。
- 5 口座設定各種設定を選択する口座の種類を選択します。💡 推奨設定 特定口座(源泉徴収あり)を選ぶと、税金の計算・納税を証券会社が代行してくれるため確定申告が原則不要です。NISA口座も必ず同時に開設しましょう。
- 6 審査完了ログイン情報が届く審査は通常2〜5営業日。ログインIDとパスワードが郵送またはメールで届いたら開設完了です。
- 7 積立スタート入金して積立設定をするログイン後、銀行口座から入金し、「つみたて投資枠」から全世界株インデックスファンドを選んで積立金額・日付を設定すれば完了です。
楽天証券の口座開設ステップ
楽天ポイントが貯まる・使える。楽天経済圏を活用している方に特におすすめ。
- 1 スタート公式サイトへアクセスし「口座開設」をクリック楽天証券の公式サイト(https://www.rakuten-sec.co.jp/)にアクセスし、「口座開設」をクリックします。
- 2 ログイン楽天会員ログインまたは新規登録楽天IDをお持ちの方はそのままログイン。情報が自動入力されるため、手続きが非常にスムーズです。楽天IDがない方はこの画面で新規作成します。
- 3 情報入力基本情報を入力・確認する氏名・住所・職業・投資経験などを入力します。楽天IDと連携している場合は一部自動入力されます。
- 4 本人確認本人確認書類をアップロードSBI証券と同様、運転免許証やマイナンバーカードを撮影してアップロードします。
- 5 口座設定口座設定を選択する特定口座(源泉徴収あり)とNISA口座の開設を忘れずに。💡 楽天ユーザー必見 楽天カードクレジット決済を設定すると、積立額に応じて楽天ポイントが付与されます。合わせて設定しましょう。
- 6 完了審査完了・ログインして積立設定審査完了後(2〜5営業日)、ログインIDとパスワードが届いたら開設完了。ログイン後に入金と積立設定を行いましょう。
SBI証券 vs 楽天証券|どちらを選ぶべきか?
比較項目 SBI証券 楽天証券 取扱ファンド数 ◎ 業界最多水準 ○ 豊富 クレカ積立 三井住友カード(最大3%還元) 楽天カード(最大1%還元) ポイント Vポイント・Pontaなど 楽天ポイント 使いやすさ 情報量が多い シンプルで見やすい おすすめの人 三井住友カードユーザー・投資の幅を広げたい方 楽天ユーザー・初心者でシンプルに使いたい方
迷ったら両方開設してもOK。片方をNISA口座、もう一方を特定口座として使い分ける投資家も多くいます。
まとめ|最初の一歩が未来を変える
資産形成で大切なのは、完璧な戦略より「今日始めること」です。
- まず6ヶ月分の生活防衛資金を確保する
- SBI証券か楽天証券の口座を開設する
- 全世界株インデックス(オルカン)を毎月コツコツ積み立てる
- 相場の上下に惑わされず、積立額を増やすことだけを考える
私は2011年に1万円からスタートし、失敗も経験しながら14年かけて今の形を作りました。完璧じゃなくていい。まず口座を開設し1000円でも、100円からでも積立を始めることが一番大事です。
この記事が、あなたの資産形成の第一歩を後押しできれば嬉しいです。
※ 本記事は情報提供を目的としており、特定の金融商品への投資を勧めるものではありません。投資はご自身の判断と責任のもとで行ってください。

