「新NISAを始めたけど、iDeCoもやったほうがいいのかな…」
「でも60歳まで引き出せないって聞いたら、怖くて踏み出せなくて…」
こういう声、40代の方からよく聞きます。私自身も2019年に旧NISAを始めてから、ずっとこの問いを持ち続けていました。
新NISAは柔軟で使いやすい。でもiDeCoは「所得控除」という強力な節税メリットがある。どちらも正解のように見えて、どちらを先にやればいいか迷う。
この記事では、40代の視点から「新NISAとiDeCo、どちらを優先すべきか」に対する私なりの結論と理由をお伝えします。制度を比較するだけでなく、実体験をもとにした話をしますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
問題の本質:「どちらも正解」だから迷う
新NISAとiDeCoの比較記事は、ネット上にたくさんあります。でも多くの記事が「ケースバイケースです」で終わっている。
それは嘘ではないのですが、迷っている40代には「ケースバイケース」という答えが一番困るんです。
「今の自分に必要なのは、柔軟性か?節税か?」
この一点で、優先順位は決まります。
なぜ迷うのか?3つの原因
① 制度の違いが複雑すぎる
新NISAは「いつでも引き出せる」「非課税で運用できる」という使いやすさが魅力です。一方でiDeCoは「掛金が全額所得控除」という強力な節税メリットがある代わりに、「60歳まで引き出せない」というロックがかかります。
② 40代という時期の特殊性
40代は「子どもの教育費がかかりながら、老後も気になり始める」という二重の不安を抱える時期です。
「もし急にお金が必要になったら…」という不安が、判断を鈍らせている。
③ 2026年12月のiDeCo改正が迫っている
実は今、iDeCoは大きな制度改正を控えています。2026年12月に拠出上限額が大幅に引き上げられる予定です。現在、公務員や会社員(企業年金あり)の方は月額12,000〜20,000円に制限されていますが、改正後は月額最大62,000円まで拠出できるようになる見込みです。
この改正を知らずに「今のiDeCoはメリットが薄い」と判断している方も多く、それが迷いを生んでいます。
解決策:40代の優先順位はこう決める
結論からお伝えします。
① まず新NISAを満額(つみたて投資枠:年120万円)埋める
② 余裕があればiDeCoを上乗せ
③ 2026年12月の改正後はiDeCoの拠出額を増やすことを検討
なぜ新NISAを先にするのか?
最大の理由は「柔軟性」です。40代はまだ教育費・住宅費・緊急出費が発生するリスクがある時期。iDeCoは60歳まで引き出せないため、「いざというとき」に使えません。
両学長も「まず生活防衛資金を確保し、次に新NISA」という順番を強調しています。iDeCoはその次のステップです。
iDeCoを「後回し」にする理由はもう一つある
iDeCoの節税メリットは「所得税・住民税が高い人ほど大きい」です。所得が増えるほど節税効果が上がります。40代後半に向けて年収が上がるタイミングでiDeCoを始めたほうが、節税の恩恵を最大化できます。
具体的なアクション
私自身も2019年から旧NISA(現在は新NISAに移行)を始め、月10万円のインデックス積立を続けています。最初の頃はiDeCoをどうするか悩みましたが、以下の順番で動きました。
- 生活防衛資金(生活費6ヶ月分)を先に確保する
- 新NISAのつみたて投資枠を月10万円で埋める(オルカン中心)
- 余裕が出たらiDeCoを開始(現在は月12,000円)
- 2026年12月の改正後にiDeCoの掛金を増額予定
大切なのは「完璧な設計」より「今日から動き始めること」です。
- Step 1:今の貯金残高を確認し、生活防衛資金が6ヶ月分あるか確認する
- Step 2:新NISAの口座を開設(まだの方)し、月1万円でも積立を始める
- Step 3:2026年12月のiDeCo改正情報をブックマークし、改正後の拠出額を試算しておく
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まとめ:迷ったら「新NISA先行、iDeCoは後から」でいい
新NISAとiDeCoの優先順位について、40代の私が出した結論は「新NISAを先に、iDeCoは余裕が出てから」です。
柔軟性・緊急性・節税効果のタイミング、どれを考えても40代にはこの順番が合理的です。そして2026年12月のiDeCo改正後は、掛金の見直しチャンスが来ます。今から新NISAを積み上げておけば、その時にスムーズに動けます。
「完璧な設計」を待っているうちに、時間という最大の武器を失ってしまいます。まず動く、それが一番の正解です。
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