「オルカンとS&P500、結局どっちを選べばいいの?」
40代の公務員で、新NISAを真剣に考えている方なら、一度はこの壁にぶつかったのではないでしょうか。
私自身も救急救命士として消防署で17年勤務しながら、2019年の旧NISAから投資を続けて7年目。当時は「とりあえずS&P500一択」で走ってきましたが、40代に入って”取り崩しフェーズ”が視野に入ってきた今、オルカンとS&P500のバランスをどう取るかで悩む時期がやってきました。
この記事では、両学長(リベラルアーツ大学)の考え方をベースに、40代公務員パパの私が「迷ったらコレを選ぶべき結論」とリスク分散の現実解をお伝えします。
40代が”オルカンvsS&P500″で迷う本当の理由
ネットを見ると「S&P500が最強」「いやオルカンが王道」と、答えが真っ二つに割れています。YouTubeでもXでも、両方の派閥がぶつかり合っていて、初心者ほど迷走します。
でも、40代が本当に迷うのは”どっちのリターンが高いか”ではありません。迷うのは「残された積立年数20年前後で、自分の心が耐えられるのはどちらか」という一点です。
過去5年のリターンを見ると、S&P500が約+170%、オルカンが約+130%と、確かにS&P500に軍配が上がっています。ただ、これは”米国一強時代”の結果であって、次の20年も同じとは限りません。ここが40代にとって最大の論点です。
40代がオルカンvsS&P500で判断を誤る3つの原因
原因①:過去のリターンだけで未来を決めてしまう
投資信託の目論見書にも「過去の運用実績は将来の成果を保証するものではありません」と書かれています。それでも私たちは、直近10年の華々しい米国株のチャートを見ると、つい「これからもS&P500でしょ」と錯覚してしまいます。
私自身も2019年当時、「S&P500さえ買っておけばOK」と思い込んで、オルカンには目もくれませんでした。でもそれは”過去の勝者に全額を賭ける”という、実はリスクの高い選択だったんですよね。
原因②:リスク許容度を”収入額”で誤解している
「40代公務員は安定した給料があるから、リスクを取ってS&P500一本でいい」と語る記事も多いです。ですが、リスク許容度は金額ではなく”心の耐久力”です。
消防署で夜勤明けに-20%の含み損を見て平気な人もいれば、眠れなくなる人もいます。自分がどっち側かは、実際に暴落を経験するまでわかりません。
原因③:取り崩しフェーズを想定していない
40代の投資は、20代の投資と本質的に違います。40代はあと15〜20年で「積立を止めて取り崩す側」に回ります。このとき、たまたま米国株が停滞している10年に当たったら取り返しがつかないんです。
両学長もリベ大の動画で繰り返し「資産形成期と取り崩し期は戦略を変えるべき」と語っています。40代はまさにこの切り替えゾーンなんですね。
結論:40代が”迷ったらコレ”を選ぶべき答え
結論から言います。迷ったらオルカン8割+S&P500 2割、または全額オルカン。これが私の出した答えです。
両学長も「S&P500は肉100%の弁当、オルカンは肉60%+色々なおかずの弁当」と例えています。40代の残り時間を考えるなら、“おかずの入った弁当”のほうが明らかに安全です。理由はシンプルで、オルカンには米国が約6割含まれているから。つまり、米国の成長も取りにいきつつ、米国以外にも分散できる構造なんですね。
「でもS&P500のほうがリターンが高かったじゃないか」と思う方へ。リターンが”過去に”高かったことと、”これから20年”高いことは別問題です。日本株だって1989年までは世界一のリターンでしたが、そこから30年以上低迷しました。これは米国にも起こり得るリスクです。
そして両学長メソッドで最も重要な「守る力」。40代でやるべきは、一点張りではなく”世界全体を買う”という地味な分散です。派手さはないけれど、これが結果的に一番遠くまで走れます。
両学長メソッドで考える40代の”5つの力”
両学長の「5つの力」(貯める・稼ぐ・増やす・守る・使う)で整理すると、オルカンvsS&P500の議論は”増やす力”と”守る力”のバランスの話なんですよね。
増やす力だけを重視するとS&P500に偏りがち、守る力を重視するとオルカンに寄る。40代は収入のピーク期でもあるので、生活防衛資金(生活費の半年〜1年分)を現金で確保したうえで、残りを分散投資に回すのが王道です。
私の場合、公務員の給料は比較的安定していますが、それでも生活防衛資金は12ヶ月分確保しています。理由は、子ども3人(長男:硬式野球、次男:プログラミング、三男:2026年6月から少年野球入団)の教育費がこれから本格化するから。40代は”攻めと守りの両輪”を意識しないと、投資を続けられなくなる時期なんです。
🏦 まずは”証券口座の開設”から始めよう
新NISAは証券口座が無ければ1円も投資できません。私自身もSBI証券と楽天証券を併用していますが、両学長(リベ大)でも紹介されているこの2社が40代公務員の資産形成には鉄板です。
- ✅ SBI証券:国内シェアNo.1。オルカン・S&P500ともに買付手数料無料。米国ETF(VYM・HDV・SPYD)もここが一番使いやすい。
- ✅ 楽天証券:楽天経済圏の方に最適。楽天カード決済+楽天キャッシュ決済でポイント還元。オルカン積立にも相性◎。
※ 口座開設は無料・維持費0円。私は最初”口座を開く”までに半年悩んで、半年分の配当を逃しました。動くなら今日です。
具体アクション:40代が今日から始める3ステップ
ステップ①:生活防衛資金を6〜12ヶ月分確保する
これがないまま投資を始めると、暴落時に強制決済(狼狽売り)するハメになります。投資の8割は”売らずに続けられるかどうか”で決まるので、現金クッションを先に作りましょう。
ステップ②:つみたて投資枠でオルカンを月5〜10万円
私は月10万円をオルカン中心で積み立てています。つみたて投資枠は年120万円まで非課税で、20年続ければ複利の力が最大化されます。“地味だけど確実”なのが40代の勝ちパターンです。
ステップ③:成長投資枠は”自分の色”を出す
成長投資枠(年240万円)は、オルカンに加えてS&P500や日本高配当株を少し混ぜるなど、”自分のスタイル”を試せる場所です。私はここに日本高配当株(NTT・三菱商事・KDDIなど)を入れて、将来の配当キャッシュフローを育てています。
まとめ:40代は”オルカン中心+α”で十分にFIREに届く
ここまでの内容をシンプルにまとめます。
40代が”迷ったらコレ”を選ぶべき答えは、オルカン中心(8割〜10割)+好みでS&P500や高配当株。理由は、残り20年の取り崩し期を見据えたときに、一点張りよりも世界分散のほうが”続けられる”からです。
両学長も言う通り、投資は”勝つ”ゲームではなく”退場しない”ゲーム。20年後に笑っているのは、いつだってコツコツ続けた人です。
私自身も救急の現場で毎日走りながら、月10万円の積立を淡々と続けています。あなたも、今日が一番若い日。証券口座を開くところから、一歩踏み出してみませんか。


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